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2012年 10月 10日

石原都知事の悪夢のシナリオ

http://www.mail-journal.com/

http://archive.mag2.com/0000017208/20121010112047000.html

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2012/10/10 No.655  週刊メールジャーナル  読者数9923(前回)
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●尖閣で万死に値する石原都知事が「伸晃を後継に引退」という悪夢の
シナリオ(会員制経済情報誌『現代産業情報』10月1日号より転載)

中国での「尖閣列島国有化」を契機にした反日デモで、日本企業が被った被害
額は1000億円単位だという。

この数字は、損害保険業界が調べた直接的な被害。

反日デモが、中国政府による“ガス抜き”のための組織的なものだったことを
割り引いて考えても、双方の国民に宿った「反日」と「反中国」の感情は、そ
う簡単に解消するものではなく、心理的な忌避感が生む生産活動停滞の影響は
1000億円程度で済むものではなく、どれだけの金額になるか計り知れない。

では、尖閣問題に火をつけたのは誰か。

中国の次期国家主席の習近平副主席は、9月19日、久々に公式会見に登場、米の
バネッタ国防長官に、「尖閣の4月以降一連の騒動は、一部の日本の政治勢力に
よる茶番」と、言ってのけた。

一部の政治勢力とは、突如として「都による尖閣購入計画」をぶち上げた石原
慎太郎都知事のことを指す。

そこから募金活動が始まり、15億円が集まり、都はこんなに集まったと宣伝を
した。

それで強欲な地主が強気に出てマネーゲーム化し、20億5000万円に跳ね上がっ
て国が購入した。

それにしても15億円集めたと喧伝しながら、結果的に数千億の損失を生じさせ
たとしたら、とんでもないことだ。

尖閣列島が日本の領土であり、実効支配していることは紛れもない事実である。

なにも石原都知事がパフォーマンスを演じる必要はなかった。

中国では、習体制への移行を決める11月8日から開催の中国共産党大会を前に、
激しい権力闘争が繰り返されている。

その水面下の嵐の最中、ノー天気に尖閣問題を待ち出した石原都知事と、その
動きを封じることなく、むしろ国有化をアピールして騒動を大きくした日本政
府が不満でならない。

習副主席の「茶番発言」は正鵠を得ているのだが、問題にすべきは、尖閣問題
を日中問題の騒動の火種にし、好むと好まざるとに関わらず相互依存する日中
経済を停滞させた石原都知事の動機に、「伸晃を総裁にしたい」という思惑が
隠されていたことだろう。

「4選出馬などあり得ない」と断言、松沢成文前神奈川県知事に“禅譲”を約束
しながら前言を翻したのは、「伸晃の説得」を受け入れることで、森喜朗、古
賀誠、青木幹雄などの「老政治家」の意に沿うことだった。

「野党となった自民党には、利権の旨味がなくなっていた。派閥領袖クラスの
老人たちは、当時78歳と同年齢の石原を担ぐことで、党内に影響力を残し、同
時に東京都利権にありつき、“兵糧”を確保しようと考えた」(自民党関係者)

伸晃前幹事長を、最後の影響力を行使し森氏や古賀氏が推したのは、4選出馬の
時からの“約束事”だった。

石原新党もしかり。さして乗り気でもない石原新党を、亀井静香元金融相など
が担がれて結成する“フリ”をしたのは、人気絶好調の橋下徹大阪市長との
「連帯」のためである。

それもまた、「伸晃総裁の実現に、少しでも役に立つなら」という“親心”で
ある。

同時期、別項にあるように弟の宏高前代議士は、ユニバーサルエンターテイメ
ント(旧アルゼ)の意を受けて、度々、フィリピンを訪れ、周辺に「兄貴を首
相にするためだ」と、公言している。(本誌次号にて転載予定)

石原ファミリーの“夢”が伸晃首相だった。

しかし、石原ファミリーの“夢”は、国民にとっては“悪夢”だった。

ただ、「老人の傀儡」になることを厭わない伸晃前幹事長は、自民党政治家は
もちろん国民にも「無能の証明」をしており、総理総裁の芽はないと考えてい
い。

なにしろ伸晃総裁を支持した老兵は、父・慎太郎氏を含めて「消え去るのみ」
だ。

最後に石原都知事が考える“仕掛け”は、伸晃都知事の誕生である。

早期退陣と万全の準備のもとでの息子への禅譲。

ゼネコンのためなのだが、「オリンピック誘致」をスローガンに最後のあがき
で「自分の神通力が残っているうちに」と、そんな計算は素早い石原都知事は、
「引退―禅譲」のシナリオをいつ実行しようかと頭を悩ませている。

今度は、都民の“悪夢”が始まった――。

こんな似非国士には、真面目な民族派も怒っているようだ。

都民も国民も二度と騙されてはならない。

by kissyouten2006 | 2012-10-10 08:05 | 週刊メールジャーナル


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