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2012年 01月 10日

金正恩の母も極秘来日

http://sukuukai.jugem.jp/?eid=556

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<北朝鮮>正恩氏母も極秘来日 97、00年 ひばり館へも

毎日新聞 1月7日(土)15時0分配信



故金正日総書記の主な家系図


 北朝鮮の最高指導者となった金正恩(キム・ジョンウン)氏の母高英姫(コ・ヨンヒ)氏(04年死亡)が97年と00年、日本に極秘入国していたことが7日、日本の情報当局者の話で分かった。正恩氏の後見人で故金正日(キム・ジョンイル)総書記の妹婿である張成沢(チャン・ソンテク)北朝鮮国防副委員長も80年前後に2回、偽名で入国していたことも新たに判明した。既に正恩氏や兄の正哲(ジョンチョル)氏、異母兄の正男(ジョンナム)氏らの極秘入国が明らかになっており、金総書記の親族が日本に強い関心を抱き、相次いで入国していた実態が浮かび上がった。

 高英姫氏は大阪生まれの在日朝鮮人で、1960年代に北朝鮮に帰国した。金総書記の愛人だが、死亡するまで北朝鮮ではファーストレディーの待遇を受けてきた。情報当局者によると、高氏は97年末と00年、当時患っていた乳がんの治療をフランスで受けた後、平壌に戻る前に日本に立ち寄ったとされる。氏名や身分を偽装していたという。

 2度とも東京都内の外資系高級ホテルに宿泊し、東京・銀座でショッピングを楽しんだという。00年には出身地の大阪にも出向いたが、旧友との接触はなかった。その前後に京都に立ち寄り、嵐山の「美空ひばり館」(現・京都嵐山美空ひばり座)も参観したという。衣服が全てブランド品でボディーガードらしき複数の付添人もいたといい、警察当局は「かなり上位の北朝鮮高官の親族」とみて行動を確認していたという。

 高氏が来日した翌年の01年には、正男氏が偽造旅券での入国を図って摘発されている。当時、正男氏は男児を伴っており、当局は息子の金ハンソル氏の可能性が高いとみて確認を急いでいる。

 一方、張氏は1980年前後に2回、氏名や肩書を偽装し、芸術関係の代表団に紛れて日本に入国していたという。80年前後は北朝鮮による日本人拉致事件が続発した時期と重なるが、張氏来日との関連は不明だ。

 金総書記一族では、正恩氏や正哲氏が91年に偽造旅券で入国し、東京ディズニーランドなどを訪れていたことが既に判明。この際、2人はオーストリアの日本大使館でビザを申請し、「自分たちはブラジル人である」と語っていたことが新たに分かった。ポルトガル旅券を持った付添人がいたという。

 また、情報関係者の間では、金総書記自身もかつて極秘入国したことがあるという未確認情報も流れている。

by kissyouten2006 | 2012-01-10 18:07


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